2016年06月13日

英語の基礎づくりと英語学習の全体像 Part1

こんにちはATSUです。

もうご覧になった方もいるかと思いますが、先日は
「英語の基礎作りと英語学習の全体像」
に焦点を当てた動画を初公開いたしましたのでまだご覧になっていない方は是非ご覧下さい。



慣れないホワイトボードも使用して頑張って説明しましたが、理解していただけましたか?

今回動画で話していることを簡単にブログでもまとめてみようと思います。

私の考える「英語の基礎」は主に3つの構成要素からなります。

単語、文法、その他

の3つです。他の記事や動画でも触れていると思いますので、しつこい印象を受けられるか

もしれません。しかし、私が英語学習の話をするときにどういったことをベースにしている

のかをしっかり理解していただくと、今まで私の説明でよく分からなかった部分もクリアに

なる可能性がありますので、繰り返し強調しています。

単語、文法、その他

その他は、動画でもお話したような単語、文法以外の要素全てです。例えば、「発音とアクセント」や「表現使用時の細かいニュアンス」などです。

皆さんには

1.なぜ「英語」というものがこれら要素に分解されるのか

2.そして、特に基礎形成において重要なものが「単語と文法」なのか


についてよく理解して頂きたいのです。

英語とは何か、まず考えて見ましょう。様々な幅、深さの切り口で見ることが出来ると思います。

言語、単語の羅列、音の連続などなど。。。

私は英語というのは「文の集合体」だと思っています。

なんか、当たり前すぎる話ですよね。しかし、これをちゃんと考えると学習が進みやすくなると思いますので、是非一緒に考えてみてください。シンプルなものほど置くが深いものです。

英語を「読む」ケースを考えて見ましょう。

英語を読むとき、目に入ってくるのは、文ですね。タイトルだとか、目次は単語だけかもしれませんが、文に単語が含まれているので、文という定義に内包しましょう。当たり前ですが、英文を理解できれば「読める」ことが分かります。

次は「聞く」ケース。

「聞く」時は文が音声に変換されて情報として自分に伝わります。これを理解できるようにするには、まずスタート地点の文が理解できることが大前提ですよね?つまり音に変換される前の状態が分からなければ、聞いても分からないんですね。

その次は聞く側から話す側をイメージしましょう。話す側は、英文があって、それが口から話すことによって音声に変換される。もちろん文の作成と発話は瞬時に同時並行的に行われるのですが、分解すると文から音声に流れますよね。ですので、話す側も当然、英語の「文」についてしっかりと理解できていないと話すレベルには達しないことがわかります。

そして最後に、書くという作業も同じです。書くという作業は、「話す」際の音声変換作業が書き出しの作業に変わるだけですので、同様に文がスタート地点になります。

こう考えると、基本的には、どの4技能も英語の文に対する理解がベースにあることがわかります。

何度も言うように、もちろん「文」以外でも、発音の理解や、コロケーション、ニュアンス、アクセントなど、他の要素もたくさんあるのですが、本当に根底にあるものは何かと考えたとき、「文」がそれであると分かるのではないでしょうか。

これが分かれば、「文」が何から出来ているかを理解して、それら一つ一つに対するしっかり高めれば、あとは各技能にあわせてその知識を使える能力を磨く作業に入ればよいというのが、私の考えです。

それではその「文」と私が呼んでいるものは何から成っているんでしょう。

もうお分かりだと思いますが、「単語」と「文法」です。

この二つをおさえる必要があります。

長くなってきたので、今回はここまでです。

次の記事では、引き続き基礎づくりのお話しをしていきます。

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posted by ATSU at 17:00| Comment(2) | 英語の基礎づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

「会計学」って?

こんにちはATSUです。

最近、USCPAや会計についてよく質問を受けるので、今日はちょっとだけ私の専攻でもあり、職業でもある「会計」についてお話したいと思います。

「英語」と少し離れるかもしれませんが、海外での会計士の活躍機会等についてもお話しすることで、海外で働きたいと考えている方にも少しでも有用な情報を伝えられるよう努力します。

「そもそも会計って何?」という方が数多く居ると思います。

私の話す「会計」というのは簡単に言えば、どのように会社の状態や業績を報告するのかにまつわるルールに関するお話です。

「うちの会社は今年の売上は一億円でした」と言っている会社があるとしましょう。この売り上げっていうのはそもそも何なんでしょうか?どうやって計算するんでしょうか?そして、誰がその数字を必要としているのでしょうか?そういったことです。ちょっと分かりにくいですよね

例えば、あなたがネットで本を売っていて、今年一年(1月1日〜12月31日)の最終日、つまり12月31日に1000円の本をネットでお買い上げ頂き、当日郵送して、一週間後(つまり翌年)に届き、そのお届け日にお金が振り込まれたとします。

このときの売上1000円は、今年の報告に含めるのか、それとも、来年の報告に含めるのかどっちでしょうか?全く会計を知らない人であれば、なかなか良く分からないのではないでしょうか。

実は、こうしたひとつひとつのことに会計ルール(Accounting Standards)があるんです。会社は、このルールを理解して、それにしたがって数字を計算して、各年度の報告書(財務報告書、Financial Statements)というものにまとめます。この作業をしているのが経理部と呼ばれる部署です。こっちだとAccounting Teamとか、Accounting and Finance Departmentなどと呼びます。そしてこの部署で作業をしているひとはAccountant、会計士です。日本では会計士と聞くと公認会計士(Certified Public Accountant/Chartered Accountant)をイメージしますが、経理部で働いている人も立派な会計士です。

そして上場企業であればこの報告書を誰でも見られるように公開します。なぜでしょうか?

誰も興味が無いなら、公開しても意味ないですよね?このブログも、誰も読んでくれないのであれば、公開する意味はありません。会社も同じなんですね。上場している会社は株と呼ばれるものを発行して、お金を調達します。株は紙切れだったり、紙すらない(電子)こともあります。なんでこんなものに皆がお金を払うかというと、

1. その株というものが自由に売ったり買ったりできるようになっていて、その値段がたいていは会社の業績と連動して上がったり下がったりするので、安く買って高く売れれば儲かる(つまり今後高くなりそうな株を買う−空売りというのもありますがここでは割愛します)

2. もしくは配当金(Dividend)と呼ばれる、定期的に株をもっている人に会社が払うお金をもらう権利がついていて、それで儲かるというわけなんです。


どちらの場合でも、会社の業績は株を持っている人(Stock holder)からすると気になりますよね?株価が上がってほしいなら業績が気になる。配当もちゃんとくれるのか心配だから業績をみる。

その業績を見るために、株主は財務報告書(Financial Statements)を見るんです。

さてここで、あなたが株を買おうと思っているとします。そこで会社Aと会社Bがあって、Aは「うちの今年の利益(Profit)は100億円ですよ!この数字は、うちの会社の優秀な会計士が計算したので、絶対合ってます!」と言っていて、Bは「うちは利益が50億円です!この数字はうちの社員が作ったあと、会社の外部の全く無関係な人間によってチェックされています!」と言ったとしましょう。

どっちの株を買いますか?利益のみで投資の意思決定をするとしましょう。

そうなると100億の方がもちろんよさそうですよね。

しかし、100億の方は、内部の人間が作った数字で、特にチェックされていない。一方Bは、外部機関がチェックしている。どっちが信頼できそうですか?

Aの内部の人間はもちろん利益を多く見せたいので、もしかするとかさ増ししてるかもしれないですが、Bはその会社の利益なんてどうでもいいという人がチェックしているので、Bの方が、数字の信頼性は高いと思いませんか?

このように、会社は自分で最初数字を作って、それを公表できるなら、どうしても業績を良く見せたいわけです。しかしそれでは、株を買おうとしている人が安心して購入できないので、会社は監査法人というところに頼んで、会社の業績が合理的に見て正しいですよというお墨付きを頂く必要があるんです。そうでないと公表できないようになっています。この監査法人というところで働いている人、それが監査人であり、一般に言われる公認会計士です。

具体的に言うと、監査はチームを作って行われ、チームの一番上の人(Partner)が最後にお墨付きのしるしである署名をします。この署名をする人間は、絶対に公認会計士でなくてはいけません。しかし、このサインをしないほかのチームの人間は公認会計士である必要は全くありません。日本ではなぜか監査法人に入るために公認会計士試験を合格してからでないと中々入れないようですが、実際には会社のかなり上のポジションにいかない限り、この資格は持って無くても大丈夫です。

この監査という仕事が私の現在の仕事です。

他にも、税金関連に特化した会計士もいます。日本では税理士(Tax Accountant)と呼ばれ、日本では税理士試験という公認会計と別の試験があります。しかし公認会計士試験を合格すれば税理ができるので、何のためにあるのかはよく分かりませんが。。。

こちらオーストラリアでは公認会計士試験しかありません。アメリカも同様です。

また、監査法人のトップになるつもりがなくても、会計士資格は会計知識がありますという証明書代わりによく使用されます。

さて会計、そして会計士の仕事がなんとなく分かったでしょうか。会計は数字をつくる上でのルール、会計士はそれにのっとって業績報告をつくったり、つくられた業績報告をチェックしたりする仕事。このルールというのは日本で議論されるものには主に三つのものがあり、それが

日本ルール(JGAAP)

米国ルール(USGAAP)

国際ルール(IFRS)−オーストラリアなど


の三つです。

ほとんどの国がIFRSで、アメリカと日本のは独自の基準があると考えてください。

もちろん会計は会計なので似ているのですが、細かい部分が違います。

そしてこの違いが問題になることがあるんですね。なぜでしょう。

今世界はグローバル化していて、投資家は必ずしも自国の株にしか興味がないわけではありません。例えば日本での外国人投資家の取引割合は6割くらい。これって、すごい多いですよね。

そういう投資家がアメリカ、オーストラリア、日本の三つの会社の業績を比較しようとしても、全部違うルールでつくられた数字なので、比較しにくいわけです。

アメフトと、オーストラリアンフットボールと、ラグビーのチームを比較して、どのチームが一番強そうかと考えるようなものです。

これが国際会計論(International Accounting Theory)という論の中でよく話される話です。

だいたいこんな感じでしょうか。

さて、ここで海外での就職機会を考えて見ましょう。公認会計士のトップにならなくても会計士の資格は会計知識の証明書として使われることが多いといいましたね。海外で就職をしようとしたときに、その資格がRecogniseされるかどうかが気になると思います。

例えばアメリカで、オーストラリアの公認会計士の資格は認められます。その逆も同様です。お互いを認め合っていて、書き換えができるようになっています。

ところが、日本の会計士資格はどうでしょう。アメリカなど他の国との乗り入れをしていないため、海外で書き換えができません。つまり使えないんですね。世界一難しいといわれる会計士資格であるにもかかわらず、世界では使えないんです。

私はそれを知っていて、日本では会計士として働く気がなかったので、日本の公認会計士を考えたことはありません(受かったかどうかも知らないが笑)。

そこでオーストラリアでも使える、USの資格を取りました。

資格が全てではないのはもちろんそうですが、会計の世界で、外国人であるディスアドバンテージを考えると、最低でもこうしたものがあると多少なりともプラスになるなと個人的には感じました。もちろん日本人であることをアドバンテージに出来る場所を探したり、英語を完璧にネイティブレベルにしてビザの問題も解決すれば、問題はないでしょう。

ちょっと人によってはかなりつまらない印象を受けたかもしれませんが、今回の記事はこれで終わりです。少しでもお役に立てればうれしいです。

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posted by ATSU at 17:33| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

英文法書について

こんにちはATSUです。

今日は少し英文法書について話そうと思います。

英文法書の私のお薦めと言えば、以下の動画でも使用している「キク英文法」がありますよね。



その補助教材として、「キクブン」も使用しました。



文法に関して言えば、私が使ったのはこの二冊のみ。それ以外文法書は一切使用していません。
私は、自分が使用して良いと思ったもの以外オススメしないようにしています。
使ったことがないのに、「良い教材だと思います」なんて言えないじゃないですか。
ですから、使用したことの無い教材について聞かれても、それが良いとか悪いとか言えませんというのが私の回答になってしまうわけです(Twitterのフォロワーの方は見あきている回答かもしれませんが)。

このメインで使用したキク英文法、一度ALCさんが再販したのですがすぐ売り切れ。その後一応予約を行ったり、販売したりはしていますが、なぜか在庫がないよう。一応ALCさんからも紹介頂きありがとうございますと連絡が来ました。それ以来ご無沙汰ですが笑

それはさておき、英文法学習をする上で「キク英文法」でなくてはいけないか、というと当然そんなことありません。私は短期間で何周もして、その教材に書いていること全て吸収したいというタイプの人間ですので、無駄の少ないまとまった教材が最も合っているためこの書籍がフィットしました。しかし、それは単に自分のスタイルに合ったというだけで、もしまだまだ時間があって、じっくりと大量の情報を吸収できるという状態の方であれば、ForestやHarvestという厚めで詳細な教材も十分アリだと思います。最近では大西先生の「一億人の英文法」という文法書も出ており、日本帰国時に拝見しましたが非常に大西先生らしい「感じる」ことの大切さも落とし込まれた良さそうな文法書だなと思いました(ただこれが最高ですとは言えない。使ってないため)。

自分の今後使用できる時間、キャパシティなど様々な要因を考慮してベストな文法書選びをして下さい。必ずしもコレじゃなくてはいけないというものはありません。じっくりフィットしそうなものを吟味し選択した後は、以下の動画も参考にして学習を進めると効果的と思います。



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posted by ATSU at 17:00| Comment(4) | 英語の基礎づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする